~第七章・体育祭前~

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「な、なによ…ジロジロみて」 体育祭の準備だけだから早めに家に着いた。 それでも綾のテニス部の方でラグはあったけど…。 だからまあ静恵さんと掃除しようとする綾を引き止めのんびりしていた。 例により俺は一樹さんが言った事を考えながら綾を視姦していた。 ツインテールをぶんぶん揺らしながら乱れるのか…うん、見てみたいな。 「特に意味はないよ。それよりありがとな、俺の出る競技少なくしてくれて」 クラス委員の綾だからこそできた裏技。 運動は得意な方だが基本面倒臭さという俺としては別に適当にやりたいからな。 青春なんて綾とのラブコメと生徒会で手一杯だからね。 「わ、私はただ由夜が怪我したらやだから減らしただけよ。で、でも出る種目は頑張りなさいよ、応援してるから…」 「頑張ったらご褒美に太もも触らせてくれるとか?」 「べ、別にそれぐらいならいいわよ…キ、キスも付けてあげる」 随分と寛容になってきたじゃねえか。 俺も案外頑張ってるのかね…実際俺にかかれば綾なんてちょちょいのちょいだ。 とりあえず二人きりだしハグしてから下に降りて静恵さんの手伝いをした。 掃除しながら静恵さんに説教されたけどな、全く綾の奴は…。
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