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「お、俺は全然気にしてないからさ……それより由佳ちゃんお腹すいてない……飯作るよ。」
「まひるがやるから兄ぃは待ってて…由佳ちゃん…オムライスでいい?」
「そ、そうね。」
ニコニコしながら目の前の台所に足を進めたまひるちゃん。
それと同時に由佳ちゃんが裾を引っ張ってきた。
「あんた……両親なくしたまひるにつけ込んだんでしょ?」
「んなことしないって……まひるちゃんがきてまだ一週間も経ってないんだよ?」
「確かに……じゃあなにまひるのやつはこんな変態を好きになったと…しっかしまひるがあんなに凄いオーラ放つなんて…優しいまひるを返して。」
「まひるちゃんは優しいよ…ビックリしたけど……それより俺は居間で寝るからまひるちゃんと2人布団で寝ていいから…。」
「そんなことしたら私がまひるに殺されるわよ……それよりなんで押し入れだめなのよ?」
そうだよな……まあ普通は聞くよな。
「散らかってるから……だから居間でタオルケットかけて寝るからいいって…まひるちゃんには俺から説明しとくから。」
由佳ちゃんはしぶしぶ納得したみたいで視線をテレビに移した。
よし……俺ナイス。
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