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「うまっ……まひる、あんたやっぱり天才だわ。」
「ありがとう由佳ちゃんっ。」
嬉しそうにまひるちゃんは頭を撫でられている。
基本的に2人は仲がいいのな……輪に加われない自分が少し虚しい。
「まひるちゃん、ジュースきれてるからちょっと買い出しに行ってくるよ。」
「あ…まひるも行くっ。」
「いやいいって…それに他の用事も済ませたいから…。」
「わかった…じゃあまひるは由佳ちゃんとお留守番してるね。」
「うん。いってきます。」
勢いよく家から出たわけだが……寒い…なにか羽織るべきでした。
今更ながら夜の6月って結構冷えるんだなと知った。
つうか別に気い遣って家出る必要なくね?
いやでも男の俺がいたら話せる話も話せなくなるか…。
ぶっちゃけジュースきれてないけど暇つぶしにコンビニでも行って立ち読みしよ。
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