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「あんた最悪な変態ね。」
グサリと心の臓が抉られるような痛み。
俺は電源を切らずに立ち上がった。
彼女…由佳ちゃんに言ってやらねば。
「ああ……変態だ……けどなあ1つだけ言わせてくれないか?」
「なによ変態。」
「警察はやめてくれ。まひるちゃんにやましいことはしてないけど法に触れるようなことはしてるからっ。」
うんしてない…そりゃあ体は触ったりしたけど……けど無理矢理婚姻してるわけなんだよな。
「しないわよ変態…勘違いすんじゃないわよ…まひるが悲しむからなんだからねっ。」
「それとその呼び方はやめてくれないか?」
「押し入れにあれだけのエッチなゲームを隠しておいてよくそんなことが言えるわね?」
「ダッチワイフとか人形とかなかったよな?…そこは評価してほしいよ。」
「確かに……それにこの部屋臭くないわ……じゃあなんでエロゲーなんてやるのよ?」
「俺はただ……愛に飢えてたんだ。」
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