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はあ~…タクシーにすればよかった。
なんて思いを抱きながら座るバス車内。
相変わらず天使か幼女かよくわからない笑みですやすや眠るまひるちゃん。
これは……うまそうだ………俺のばかっ。
そう当然俺がだき抱えているんだ。
だからね…周りの変態サラリーマン共がチラッチラみてくるんだよ。
うざいわあ。うんこれはうざい。
あの手すりに捕まってたってる奴なんて絶対まひるちゃんおかずにするもん。
最低だよなああいう奴。
お、俺は……夫だし……そ、それに一緒に暮らしてるわけだから仕方ないだろ。
「すぅー………マー…パー…。」
「大丈夫大丈夫…俺がいるから。」
そんないやらしい考えは吹き飛びこの後の学校までの長いバスもまひるちゃんをちゃんと見守ることができた。
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