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「やだって……のぼせちゃうよ?」
「だ、だって……お風呂出たら由佳ちゃんのこと聞くんでしょ……まひるのことじゃなくて……まひるは兄ぃのお嫁さんなんだよ?」
いやそんなしょんぼりされても困るんですけど…。
つうか聞かなきゃだめでしょ……だってあの子ここで暮らすとかほざいてたよ。単に女の子と暮らせると考えれば嬉しいのだろうがあの子性格悪そうだし……それよりなにより親御さんとかが心配してたりしたら困るわけで……それよりこの状況を打開しないと。
「俺はまひるちゃんの方が由佳ちゃんより可愛いと思うよ……それにまひるちゃんが好きだからさっきもキスしたんだよ?」
「ほんとに?」
「もちろんさあ。」
「わかった……じゃあお風呂でよ兄ぃ。」
あ~やっぱりまひるちゃんは笑っていたほうがいい。
なんだかその笑顔は癒されるよ。
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