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「……え………あ……。」
由佳ちゃんはいま目が点になっているだろうが…俺もかなりびっくりしているわけで……。
「由佳ちゃん…兄ぃはまひると結婚してるの…まひるは兄ぃのものなの…わかる？」
「……は、はい。」
「だから兄ぃがまひるに触るのは悪いことじゃないの……わかる？」
「………はい。」
「もし仮に由佳ちゃんのせいでまひると兄ぃが一緒に暮らせなくなったりしたらまひるは由佳ちゃんを許さない。わかる？」
………………。
「由佳ちゃん…返事は？」
「わ、わかりました……気をつけます。」
その言葉を聞いたまひるちゃんからようやく先ほどから放ち続けていたどす黒いオーラが消えた。
「よかった……じゃあ兄ぃに謝ろ？……まひるも一緒についてくから…。」
「……はい。」
こうして一件落着したのだった。
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