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その後はうまい具合に信号に捕まらず家についた。
なんつうか運に恵まれた。
由佳ちゃんを降ろそうとしたがすでに降りて部屋の鍵をあけて家に入っていた。
鍵の予備はベタにポストに隠してあるからね。
つうか由佳ちゃんにはまだ教えてないような……ああ、まひるちゃんから聴いたのか…。
バイクの鍵をとり俺も家に入った。
いつものように鍵はげた箱の上の籠に鍵を置いた。
基本的に鍵はこことなってるからね。
ふう~…気合いを入れ直すために頬を叩いてから靴を脱ぎ捨て部屋にあがった。
「あれ…まひるちゃん。まひるちゃーん。」
そう叫びながら俺は部屋中を散策した。
「うっさいわよ早く死ね…つうかこれしか無い部屋探していないんだからいないに決まってんでしょ。」
いないとか有り得ない…もしかして学校?いやそんなはずはない。
だってまひるちゃんの学生鞄があるから…。
「ねえペドこれみてっ。」
また昇格ですか、ありがとうございます。
「はいペドです…なにか用件ですか?」
言ってて悲しくなった。
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