ステップ4~紫芋って案外普通の芋だよな~

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寝顔はいつものように良くない。 目元は腫れていて鼻も少し赤い。 泣き疲れて寝た…そんな感じだろうか。 俺はやっぱり色々勘違いしてたんだと思う。 これはゲームじゃない…現実だ。 だから自分の思い通りにいかないなんて当然だ。 優しく彼女の頭を撫でるが彼女の表情は和らがない。 つうかこんな時に眠くなるという最悪の事態。 まあやることがないししょうがない。 とりあえずまひるちゃんをベッドの端に移す。 相変わらず軽いな、まひるちゃんの体は。 そして俺に静かにベッドに進入。 「すぅーにゅー。」 すぐにまひるちゃんの愛らしい寝息が聞こえてくる。 さて次は寝方だ。 まひるちゃんに抱きついて寝るのは簡単だ。 だがそれだとまひるちゃんが寝にくそうで可哀想だ。 だがまひるちゃんに触れていたい。 多分この感情は一時の欲情とかそんなんじゃない。 純粋に彼女を安心させたいだけだ。 だから彼女を俺の上に乗せてみた。
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