ステップ4~紫芋って案外普通の芋だよな~

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バイクでドライブスルーはなんか微妙です。 いや特に意味はないがそこはかとなく微妙です。 とりあえずみんな仲良く同じのを3人分買った。 家までは後数分ぐらいだろうか。 「にゅ~…寒い。」 そんなとき後ろからまひるちゃんの声が聞こえた。 俺は少し公道から脇にそれ適当なところに足をつき一時エンジンを止めた。 「まひるちゃん…大丈夫?」 「うん…ちょっと休めば平気。」 まあまだ春だしバイクに乗ってるから風が強いしね。 俺は暑がりな分寒さには強いスキルがあるためあんまり問題ない。 だがどうするか……上着を貸すにも中が半袖だし厳しいものがある。 まひるちゃんは大丈夫とは言ったが少し震えている。 かといってここでただ待つわけにもいかない。 仕方ない…あれをするか。 「まひるちゃん…俺の背中に入る?」 「兄ぃの背中?」 相変わらずハテナマークを浮かべやすいまひるちゃん。 くそ…可愛いぜ。
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