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若干背中がゴツゴツしてたが許容範囲内。
それにしても今日は本当に長い1日だった。
でも得たものは大きい。
いつものようにアパートの前にバイクを止める。
「まひるちゃん着いたよ?」
「うん。でもあとちょっとこうしてたい。」
別に早く帰らなきゃいけないわけではないし。
とりあえずまひるちゃんのヘルメットを外して俺も外した。
違和感あったからね。
また俺の背中に潜り込もうとするまひるちゃんの脇を持って抱き上げた。
「兄ぃ?」
こうやってみるとやっぱりすごい可愛いよな。
これが俺の従兄弟とか奇跡だ。
「まひるちゃん…これからもよろしくね。」
「まひるこそよろしくね兄ぃ。」
とりあえず抱き合った。
まひるちゃんは自分の顔をこすりつけるのが好きらしい。
何はともあれ明日からまたまひるちゃんと由佳ちゃんの3人暮らしに戻るわけだ。
「まひるちゃん…そろそろ入ろうか?」
「うんっ。」
ファーストフードの袋を持って余った右手でまひるちゃんの背中を持った。
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