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やはりバイクは良い。
風を切って走るこの感じ。
例えるならこのロリっ子にはエロがないかと思ったらあった的な…。
まひるちゃん……。
「桜井くん元気ないみたいだけど大丈夫？」
「確かに風の音とエンジンがうるさい気もするけどそんな腹の底から声を出さなくても聞こえるよ。ああ大丈夫だ。」
「僕でストレス発散してもいいよ？」
う～ん、どんなストレスを発散するのかな？
とりあえず慣れてるとはいえハンドルミスなんかしたら即死だからスルーした。
あ～…やっぱりまひるちゃんを突き放しすぎただろうか。
いきなりあんなに避けられたら俺だって泣く。
ただぐだぐだ突き放すよりは数倍いい。
この後学校に着くまでまひるちゃんのことが頭から離れなかった。
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