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最後にそよかちゃんだけどイベントはなかった。
普通に起きた…なんだろう、このやっちまった感は…。
起きた3人を愛でていると料理が並べられた。みんなが所定の場所に座り食卓が開始したわけだが…。
「真一郎ってマグロとか刺身嫌いよね?私が温泉卵とトレードしてやるわよ。」
由佳ちゃんはそんなことを言いながら本気で変えやがった。
ま、まあ由佳ちゃんや3幼女はお子様セット的なメニューだし見逃してやろうか。
「まひるちゃん、食べないのかい?」
「むー。」
隣に座るまひるちゃんはいつになくふてくされていた。なにやら俺の料理と自分の料理が違うのが不満らしい。
「あれだよ、まひるちゃんはもう大人だけど周りからみたら子供に見えただけだし他人の目なんて気にする必要はないと思うよ。自分がしっかりしていればそれでいいんじゃないかな?」
「うん…まひるはもう兄ぃの慰み者だもんね。」
一瞬で場の空気が重くなった。
まひるちゃんはいつもの笑顔に戻り場など気にせず食べ始めた。
「な、慰み者って…真一郎くんを公正させなきゃ。」
「警察、警察と。」
夕と美沙さんが同時に携帯を取り出した。
「待ってほしい、2人とも。まず俺は手を出してない。それに警察に行っても証拠が…。」
「ここに秘密のネガがあるわ。」
「由佳ちゃん、いくらなら譲ってくれる?」
「私にもおひとつくださいな。」
好きにさせよう…そう思い食事を再開させた。
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