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なにをいってるんだ、全く。
美沙さんが、縄跳びなんて…縄跳びなんてしたら…。
だからよこしまな考えはだめだって、俺。
フラッグの残骸やらを先生達が片付け再び競技再開。
そよかちゃんから聞いた話しによれば縄跳び対決とは言葉通りらしい、勿論年齢差を加味して二年専用競技みたいだ。
早速体操服の胸辺りが苦しそうなそよかちゃんが入場してきた。彼女、また成長してないか。
「あらあらそよかもあんなに立派になっちゃって…桜井さん、ありがとうございます、揉んでくれたみたいで…。」
「いや俺は…くっどう致しまして。」
美沙さんは一応俺にそよかちゃんを預けてるわけだから嘘はつけない。
「え…本当にあんな幼い子に手を出したの?」
「いや違うんだ夕…。」
「もういいよ、僕はやっぱりいらないよね。桜井くん遺書読んでね?」
「なあーーーんな悲しいこというな。ああいいよ、今度だいてやらあああああ。」
周りの注目はまたも集めてしまったが仕方ない…不可避的なこと言われたしね。
夕は笑顔で抱き着いてきたのだった。
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