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「いやぁぁぁぁっ……… 泣」
私は大切な人を失った
それ以来、私は光のない日々を
過ごしていった
たった一ヶ月前幸せな時を過ごし
ていたその日に彼を失った…
~一ヶ月前~
「美沙!おはよう」
「晴人さん、おはよう」
彼の名前は川岸晴人 私の婚約者だ
そして私は南原美沙
私達二人の結婚式の式場を決めに
行く日だった
「ちょうど一ヶ月だね晴人さん」
「待ち遠しいよ……」
「え?何か言った?」
「何でもねぇよ/////」
「うそぉ~ww」
楽しい会話をしながらの帰り道
「ねぇねぇ 楽しみにしていてね
私のウェディング姿」
「楽しみにしてるよ 早く見たい」
「…私も…早く貴方の妻になりたい…/////」
「……//////」
二人で照れ合いながら帰った
帰り道
男の子「うわぁっ…」
~ププッーー~
「危ないっ…!」
「晴人さんっ……!」
「っ……」
ーキィィィー
ーダンッー
男の子「お兄…ちゃん…?」
「だい…じょうぶ…か…?」
男の子「うん……」
「飛び…出すんじゃ…ねぇよ…?」
男の子「うん…」
「いやっ…晴人さん…」
「美沙……ごめん…な…?」
「謝らなくていいっお願いだから喋らないでっ 泣」
「泣くな…よ…?美沙には…笑顔が似合う…から…」
「こんな時に…そんなこと… 泣」
「もう…褒める事も…話す事も…できない気がするから…」
「晴人さんっ…お願い神様…晴人さんを…晴人さんを連れて逝かないでっ… 泣」
「美沙…いい…俺は十分幸せに生きれたから…美沙にも…逢えたから…だから…もう…逝っても…悔いなんか…ない…から…」
「っ……… 泣」
「でも…あるとしたら…美沙と
結婚したかった…家族に…なりたかった…」
「晴人さん……泣」
「今まで……ありがとう……」
「っ……… 泣」
「美沙と逢わせてくれた…この世界を…
俺は…離れるけど…美沙…忘れるな…?
俺はいつでも…お前の傍にいる…
美沙を…守るから…
美沙………あぃ…………」
「晴人さん……? 嘘でしょ…?
ねぇ…起きてよ…晴人さんっ…!泣」
「…………」
「そんなっ…いやだよっ…泣」
「いやぁぁぁぁっ……… 泣」
大切な人を奪った帰り道
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