第1話

2/8
前へ
/8ページ
次へ
「いやぁぁぁぁっ……… 泣」 私は大切な人を失った それ以来、私は光のない日々を 過ごしていった たった一ヶ月前幸せな時を過ごし ていたその日に彼を失った… ~一ヶ月前~ 「美沙!おはよう」 「晴人さん、おはよう」 彼の名前は川岸晴人 私の婚約者だ そして私は南原美沙 私達二人の結婚式の式場を決めに 行く日だった 「ちょうど一ヶ月だね晴人さん」 「待ち遠しいよ……」 「え?何か言った?」 「何でもねぇよ/////」 「うそぉ~ww」 楽しい会話をしながらの帰り道 「ねぇねぇ 楽しみにしていてね 私のウェディング姿」 「楽しみにしてるよ 早く見たい」 「…私も…早く貴方の妻になりたい…/////」 「……//////」 二人で照れ合いながら帰った 帰り道 男の子「うわぁっ…」 ~ププッーー~ 「危ないっ…!」 「晴人さんっ……!」 「っ……」 ーキィィィー ーダンッー 男の子「お兄…ちゃん…?」 「だい…じょうぶ…か…?」 男の子「うん……」 「飛び…出すんじゃ…ねぇよ…?」 男の子「うん…」 「いやっ…晴人さん…」 「美沙……ごめん…な…?」 「謝らなくていいっお願いだから喋らないでっ 泣」 「泣くな…よ…?美沙には…笑顔が似合う…から…」 「こんな時に…そんなこと… 泣」 「もう…褒める事も…話す事も…できない気がするから…」 「晴人さんっ…お願い神様…晴人さんを…晴人さんを連れて逝かないでっ… 泣」 「美沙…いい…俺は十分幸せに生きれたから…美沙にも…逢えたから…だから…もう…逝っても…悔いなんか…ない…から…」 「っ……… 泣」 「でも…あるとしたら…美沙と 結婚したかった…家族に…なりたかった…」 「晴人さん……泣」 「今まで……ありがとう……」 「っ……… 泣」 「美沙と逢わせてくれた…この世界を… 俺は…離れるけど…美沙…忘れるな…? 俺はいつでも…お前の傍にいる… 美沙を…守るから… 美沙………あぃ…………」 「晴人さん……? 嘘でしょ…? ねぇ…起きてよ…晴人さんっ…!泣」 「…………」 「そんなっ…いやだよっ…泣」 「いやぁぁぁぁっ……… 泣」 大切な人を奪った帰り道
/8ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加