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ー病院ー
母「…さ…美沙…美沙…!」
姉「美沙…起きて…」
父「母さん美沙は?」
母「貴方!美沙はここよ」
父「美沙……!」
? ? ?《美沙……美沙……!》
誰かが呼んでる……
? ? ?《美沙、起きろ。》
? ? ?《美沙はまだ生きるんだ。》
知ってる…この声は…大好きな…
「……いま……ただ…いま…」
母「美沙ーー!?泣」
「ただいま…お母さん…
お姉ちゃん…お父さん…」
母「美沙ぁぁっ…!泣」
姉「美沙……!泣」
父「美沙…」
「ごめんなさい…」
母「美沙…謝らなくていいのっ…泣」
お母さんに聞いた
私はあの海岸で倒れていた
あの時私は海の中にいたのに
海岸にいた 晴人さんが私を海岸
まで運んでくれたんだと思った
ありがとう、晴人さん
《おかえり、美沙。》
はるっ……そんなわけ…ないか…
医師「明後日で退院です」
母「本当ですか!良かったわね美沙!」
「先生ありがとうございます」
医師「どういたしまして。美沙さんは退院したら何がしたいですか?」
「私は…まずはとても愛おしい人が眠ってる場所へ花束を持って
笑顔な顔で会いに行くんです」
医師「そうですか その方はとても愛されていて幸せでいるんでしょう」
「そうですよ…だって晴人さんは美沙が愛した人ですもの!
幸せなのは当たり前です!
美沙は晴人さんが幸せならそれだけでいいんです!
美沙も晴人さんに愛されてますから!」
医師「とてもいい恋でしたんですね?」
「はい!」
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