これからの未来

告白

━いゃ1⃣0⃣💦💦💦冗談きついから━
思わずツッコんでしまった私。

現実では、ﾎﾟｶｰﾝとした顔で、父の顔を見ていた。

『お父さんなぁ。この生活に疲れたんだよ。あんな家でも帰れば、お前がいてくれて「おかえり♪」って笑って迎えてくれてた。お母さんとうまくいかなくて、家に帰りたくない時もお前がいたから、帰れた。けど、別居して一人になってみて。。。結構辛いんだ。これが。いい年寄りが変だろうけど。だから、死のうとしてたんだ。』

ｽｸｯっといきなり立って、押し入れから父が出してきたもの。

業務用のﾊﾞｶでかい、ガスボンベ３本。。。

父の仕事は、環境整備だからガスボンベくらい簡単に手に入るだろうが。。。

━本気だったんだ━

急に涙が溢れてきて、止まらなかった。
こんなに辛い思いをしていたことも、一人で死のうとしていたことも。
知らなかった。父は知られたくなかったんだろうが、娘の立場からしたら、早く言って欲しかった。

『よっこらせ』
と言いながら座る父。

真っ直ぐ私の目を見てしゃべりだした。