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「ただいま。」
「おかえりなさい。」
肌の露出が多いドレスを身に纏っている。
「このドレス…あなた覚えている?
あなたが……」
麗華の様子がおかしい。
「麗華?どうした?」
突然、琢磨を睨み付けた。
「そうよ。
あなたは、このドレスを私に着せた。
他の男と寝せるために!
私を道具にしたのよ!!」
麗華が琢磨に掴みかかってきた。
「ちょっと待って!」
琢磨の頭は混乱していた。
まさか、父がそんな事させていたなんて知らなかった。
あの父が…
母の涙はそれも原因だったのかもしれない。
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