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………。
健:『挑戦…か?』
恭:『…みたいね。』
涼:『…なんで私達の事を…?』
そうだ。僕達は自分達が騎士だという事を誰にも明かしてはいけないのだ。
ここの喫茶店もわざわざ買い取ったのだ。
しかも<魔力を持った者以外入れない>という術をかけて…。
それなのになぜ??
?:『泡渦の匂いがするわ…』
!?
健:『恭子…サン?』
恭:『…』
恭子:『うふふ…匂う…匂うわ。とろけるような死の匂い…。今回は誰が恨みに塗れて苦しみながら死ぬのかしら…。』
甘く、とろけるような声で恭華に似た美少女は嬉しそうに微笑しながら呟いた。
この少女は恭子と言う。恭子は恭華の姉である。が、しかし恭子はある事件で亡くなってたのだった。
恭華の人生を変えたあの事件…
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