人魚姫の涙

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恭:『ひぃっ!!お父さんっ!?』 白目を向き右手がもぎ取られてる父の死体。 恭華は正直気を失いそうになった。がここで気を失ったら殺される。そう思った。 恭:『な…に?どうして?』 さらに隣を見た。 そこには血の気の失せた白い左腕があった。 この傷は多分、ノコギリかなにかで切り取られものだろう。 恭:『あ…ぁ』 恭華は泣く事さえもできなかった。 ただ恐怖にうち振るえていた。 恭:『強…盗?』 そう呟いた時。 恭子:『違うわ。私よ。私がやったのよ』 恭:『!?お姉ちゃん?』 恭子:『ちょっと目玉や左腕をいただいただけなのにね。人間って弱いのね?』 恭:『お姉ちゃん!』 恭子:『楽しかったわ。恭華。』 恭:『なんでこんな事を!!』
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