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健:『う…わ。』
必死に女の持つハサミを取り押さえた。
女:『死ねばいいシバイイシネバイイ死ねばいシネバシネバイイ死ねいシネバシネバ』
健:『っつ。』
女:『ふふふフハハハハ』
目の前までハサミが来た。
目まであとニcmほどになった。
健:『っつぁ。』
女:『死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネシネ』
ハサミの先が目の表面をこすった。
健:『…ひっ…』
恭:『…。』
恭華サンは腕に巻いてあった包帯をむしりとった。その腕には無数の傷跡があった。そして手に持っていたカッターの刃をぢきぢき出した。
恭:[私の痛みよ傷よ。
悪者を裁け。
世界を焼け!!]
そう低い声で言うとカッターを自分の腕に当てた。そして勢いよく引いた。
カッターの刃が腕を滑り、肉に食い込んだ。
恭:『っつ。』
痛みで体を曲げた。
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