第一話 ‐楔‐

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第一話 ‐楔‐

美羽は足早に学校への通学路を駆けていた。   「やばい、このままじゃこのままじゃ…!」   美羽は焦っていた。自分に憤りを感じながら、しかもそんな自分を愛していた。   「このままだと…!産まれるううう!」   後の、ウマ☆レタである。   「お手洗いいきたぃぃぃぃ(汗」   なんてことでしょう。美羽は今まさに!セルと対峙したピッコロのように!自分を静めているのです!   通りすがり「戦闘力たったの5か…ゴミめ!」   美羽は聞かなかった事にしつつ、速やかに任務をこなすため近場にある公園、芹沢公園の公衆トイレに駆け込んだ。   「ここは楽園じゃ!天国じゃあああ!」   これがどうなれば恋愛方面に進むというのか…。 美羽は今、遥か遠い高みへ己が身をなすがまま、自然体でLOVEをDOしている。   「よし、これで安心して学校いける~♪」   美羽は気を取り直して学校への道を歩いていった。
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