風のはじまり

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「仲間何ていないだろうが!怖じ気づいたか!」 「そんな訳あるかよ!」 大丈夫。相手は1人なら何とかなる。能力は無いけど、大丈夫だ。 「なら、バトルしようぜ。能力の」 え? 「能力のバトルですか?」 「そうだ。その方が正々堂々な勝負だろう?」 「そうですね。ちなみにクラスは?」 「Eだ!」 格上だ!どうする? 「お前は何クラスだよ?」 「Gです」 「Gかよ!余裕勝ちだな!今なら謝ってくれるなら許すが、どうする?そしたら、女はもらっていくぜ」 僕だけの問題なら、土下座でもするけど、僕だけの問題じゃ無いから謝りません! 「悪いけど、謝らないよ。戦ってやる。勝って津田さんは返してもらうよ」 「いいね。後悔するなよ。能力の違い見せてやるよ!」 こうして、戦いのゴングがなった。 「頑張れ~~梓斗」 小さな声で声援を送ってる槍司が何かムカつく。
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