風のはじまり

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突然、僕の周りが風で囲まれる。 最初は、誰かの能力だと思ったけど、違う。この能力は、津田さんでも、槍司でも無く、この能力は……!! 「何だ!アイツの周りで何が起きているだ!」 「湾辞君!大丈夫かな?」 「大丈夫だろう。梓斗なら」 「湾辞君の友達!いつから」 「俺の名前は、赤田槍司。とにかく、離れて」 「これが何か知ってるの?」 「知ってるというか、ゲーム展開だと」 「だと?」 「何かの能力得るパターンだ」 「パターン?」 「お前、何だよ!それ!」 「知るか!勝手になった!」 僕も驚いてるよ。自分の周りに風が吹いて、自分で使えるんだからさ。 「これで何とかなる。能力みせたよ」 「く!属性系かよ!何でGクラス何だよ!」 「今は関係ない!これで勝負だ!」 「いいだろう。乗ってやる!」
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