訓練所

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昨日の出来事のお陰で、先生達に目をつけられたらしく、登校するなり、先生に雑用を頼まれた。 まだ、入学して1日しか経ってないのに、酷い仕打ちだ。 「止めろと言ったろ。俺が止めたのに行くから」 「嘘つけ。あの時何も言って無いだろうが!」 「言ったろ。頑張れ~…って」 「それだけしか言って無いよね!何で助けてくれなかったんだよ!」 「ゲーム展開だと助けない方がいいかなと思った」 「ゲームと一緒にすんな!まあ、津田さん逃がしたのは、助かった。それだけは」 「そんな事より、昨日使った能力って、属性系だよな?」 「そうだよ。風だったから」 「何で能力使えるのに髪黒いんだよ。昨日白だったろう?」 「知らんわ!こっちが聞きたいわ!」 そうなんです。いつの間にか髪が黒くなっていた。いつなったか知らんが。 「しかし、覚醒すんの遅いよな」 「確かに」 「普通は、小学校卒業する事には、能力覚えているのに、今まで覚えて無かったの凄いよな」
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