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先生が一番乗りで来ていた。
「さっそく、能力使ってもらうから、呼ばれた順に能力見せろよ。初めに赤田槍司」
「はい!」
先生に呼ばれて、槍司が行った。女性の先生だから、元気良く答えたな。
「湾辞君!お、お、おはようございます!」
「うわ!」
「すいません。驚かしてしまって」
「大丈夫だから」
「そうですか。昨日は助けて頂いてありがとうございました」
「昨日のこと?別にいいよ。偶々だし」
「偶々でも、助けてもらいました。どうお礼したらいいか」
「気にしなくていいよ」
「そうですか。分かりました」
素直で良かった。お礼されるにしても、変な事頼めないから。素直な津田さんのお礼は何か貰えない。勿体無いけど。
「所で、赤田君の能力は何ですか?」
「見れば分かるよ」
そう言って、槍司達がいる所を見た。
「先生!俺の能力は、空気を掴むけとです!」
「やって見せろ」
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