訓練所

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「私の能力は、小さな雲をだすことができます」 「やってみろ」 「はい」 津田さんの能力は雲を作れるのか。ある意味凄いな。雲の大きさは、手に納まる位だけど。 見せ終わって、こちらに戻って来た。 「能力見せるの緊張しました」 「津田さんは、雲作れんだね」 「はい、雨降らすことしか出来ませんけど」 「今まで見た中では、珍しい能力だと思うげどな」 「褒めてくれてありがとうございます」 「褒めたつもりは無いけど」 「何楽しく話しているんだい?梓斗君?」 槍司が、殺気を放ちながら、僕に話し掛けてくる。槍司も話せばいいだろう。 「津田ちゃんは、彼氏いる?」 僕の考えが槍司に伝わったのか、津田さんに話し掛けた。そうそう話せば、周りの殺気も2人で分けあえる。 「彼氏ですか?いません………でも彼氏にしたい人はい………何でも無いです」 「そうなんだ」 「槍司さん」 「なんだよ。梓斗。今、津田ちゃんと話してるんだから、邪魔すんなよ」 「邪魔する気は無いんだけどさ」 「なら何だ?」 「僕に向けて、攻撃をする態勢とるの止めてくんない?」
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