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「何でだ?今のは落ちるだろ?」
「落ちないよ!てか、ギャルゲーやってる奴に話し掛けないよ!」
「おかしいな?ギャルゲーやってたら、好感度上がったぞ?」
「現実と一緒にすんなよ!好感度なんか、現実じゃ無いからね!」
「ば、バカな!俺は何の為に1カ月間準備したんだ!」
「この事に1カ月かかるか?」
そう言ってると、周りでも、絶望した顔の奴らが嘆いてた。
「嘘だろ。高校生活を充実させる為にやったのに」
「彼女手に入ると思ったのに」
バカだろ!こんな事で話し掛けてくんないよ!女子を見ろよ!近寄りたく雰囲気出てるだろ!あと、ゴミを見るような目で見てくるし!
男子が絶望しているのを見て、僕は大丈夫何だろうかと思った。まあ、男子だけだしいいか。そう考えながら、自分の席を探した。
僕の席は、一番後ろで窓口だ。案外良い席だと思う。グランドが見えるし。
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