プロローグ

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――――――――――――――― 俺は神の問いかけにそう頷くと、もう一つだけ特典―――というか、お願いを口にする。  「……一つだけお願いがあるのだが、いいか?」 神「はい、何でしょうか?」  「…精神年齢18歳で、赤ちゃんプレイは……」 俺がそこまで言うと、神は俺が言わんとすることを理解したのか、俺の言葉を遮るように口を開く。 神「あぁ…ご安心を。それについてはサービスで、今の貴方様の記憶が戻るのを5歳の誕生日に致します。もちろん、これは憑依ではないので、5歳までの記憶も引き継ぐように致しますし、言語についても問題はありません」 ……そうか、それは助かる。 まあ、5歳だから文字は自分で覚えないといけないが、赤ちゃんプレイを回避できただけでも充分だ。 神「―――それでは、新たな人生をお楽しみください」 ―――――神のその言葉を最後に、俺の意識は途切れるのであった。 ―――――――――――――――
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