生活の変化

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鈴・澪「行ってきます-☆」   鈴は今年の4月から中学1年生   澪は鈴と年子の姉妹で中学2年生   私は緊張しながら 中学校へ行った。   昔から人見知りする私は 全然自分から進んで話し掛ける事は出来なかった。   無事に入学式が終わり 家に帰って来た   鈴「入学式、緊張した。今日は友達作り出来なかったから、明日頑張ってみる。」   母「頑張りなさい。」   母はそう言い家を出た   また彼奴の家に行ったんだ…。   私には2歳の時から父親が居なかった。 私の父は酒乱で物に当たってばかりで、母と父が喧嘩し父が灰皿を投げてそれを澪の額に当たった。 それで怒った母は離婚すると言い、私が2歳で姉が4歳の時に離婚した。   姉には父親の記憶があった。 けど…私には1つも無かった。   最初の頃は写真を見ても 「この人だれ?」と言っていた。   そんな私たちにも 新しい義父親が出来た。 私が小学3年生の時だ。   新しい義父は最初は凄く優しかった。       でも…       仕事もサボってばかりで 母と喧嘩した時は、いつも暴力ばかり振るっていた。   そんな母を見て私はいつも泣いていた   その時から私は父親は要らないと思い続けた。   母が義父のどこが良くて付き合ったのか よく分からなかった…。     母はいつの間にか変わっていた。 義父と交際してから お金が無くなり貧乏な生活に変わり 店の物を盗む事しか出来なくなっていた…。   私は、そんな母を止めたかった。 だけど義父もまともに仕事しないで生活してる私には 止める事が出来なかった。 おかしいけど、その時の私たちには仕方ない事だった…。     義父は夕張にもう1つ家を借りて暮らしていた   母は、ほとんど夕張の家と自宅を往復していた。 義父も夕張から自宅に帰って来たりしていた。       鈴が入学して3日が経ち 私にも新しい友達が出来た   これからッて時に生活が崩れた…。     鈴「ただいま-☆」 義父「鈴…ちょっと、そこに座りなさい。」   私は何だか嫌な予感がした…。   義父「母さんが…捕まった…。」 鈴「え?」   嫌な予感が的中した…。 私は頭の中が真っ白になった…。   いずれか、こうなる事は分かっていたはずなのに…   実際に起きると何が何だか分からなかった…   次の日から私と姉は叔母の家に居候する事になった…。
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