急変

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「コエエ事言うなよ。新しい建物には人が集まるだろ。多分…」 マジか。行くのか… 腹ごしらえを済まし、タバコをふかしながら歩き出す。 「風呂入りたい。」 「すげえ分かる。俺んちで入ってくか?」 そうするべってな感じで功太んちにまた立ち寄る事にした。 今野家で軽くシャワーを浴びて、功太の服を借りて着替える。 身長差からか、ちょっとデカい。 家に着替え取りに行こうかな?と思うけどどうも気分的に帰りたくない。 着替えてるあいだ、功太はおやっさんや兄貴、ママさんの部屋に何か失踪の手掛かりが無いか調べていた。 「くそっ…どこ行ったんだよ皆…」 そう言う功太の顔を見て、ふと思うのは、功太が居るから俺も平常心でいられるということ。 多分俺1人だったら自殺してるかも。 そう思ったら、功太に愛情が…w 「功太」 「ん?」 「ありがとう」 「いやキモいんですが。」 ふっ 照れやがって。 まぁ俺はノーマルですのでそっちには行かないんだから!
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