夜が泣く

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―夜中4時、唯斗宅― 千里が男と別れたこと…。 何でそうなったか…。 全部千里は話してくれた。 まぁ俺はまともな付き合いしたことないし、何も言われへんかったけどな……。 自分がホンマ情けないわ…。 「ねぇ、唯斗くん?」 「どした?」 「今日ここに泊めてくれませんか?もう眠くて…疲れてて…。」 泊まる!!? ここは俺の理性守るために出来れば帰ってほしい…。 やけど半べその女無理矢理帰すとか最悪やん…。 神様……。 今日だけ俺の中におる野獣を止めてください笑 「かまんで。俺のベッドで寝ていいよ。俺全然床で寝れるし…。」 「唯斗くんありがとう…。」 俺は床に寝そべった。 床、かたっ! まぁちょい冷たくて気持ちいいけんいっか!笑 「涼………涼……。」 千里は体を壁側にして泣いていた…。 千里ホンマに好きやったんやな。 二人はいつの間にか眠っていた。
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