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は?
一瞬雨音が聞こえなかった。
なんそれ…。
ありきたりな携帯小説…?
いや、現実やんな…
俺以上に最低なやつおるんやな…。
許せん…。
めっちゃ腹立つ…。
「………。」
「そっから男は皆そんな生き物やって思って触られるだけでも吐き気してた。」
なんで弥生、俺なんかに話してくれたん…?
「でも今日、唯斗に手引っ張られて…嫌じゃなかったよ…。」
弥生は俺に微笑みかけた。
…めっちゃ嬉しい…。
「マジ?つか弥生過去に色々あったんやな…。」
「……それ引きずっていっつも一人部屋で恐かった…。翔太はおもろくて信じようと思ってたのに…。」
俺がおるやん!!とか言いたかったけど言えんかった。
弥生は目に涙をためていた…。
「弥生、元気出せや。一人部屋で恐くなったら俺が電話でも何でもして笑わしたるわ!笑」
「唯斗ありがとう……。」
弥生は俺に話して昔を思い出したのか、下を向いて泣いていた…。
弥生思い出させてしもてごめんな…。
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