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―次の日の夜、バー ―
いつもの常連さんが今日はおえらいさんも連れて来ていた。
客はそれくらいしかいなかった。
それにしても弥生、
ホンマ美人。
俺はいつものように弥生を見てにやけていた。
「唯斗、人の顔見て笑わんといて笑」
「ごめん、ごめん笑」
幸せすぎて…やばい…
「ねー唯斗、裏から常連さんのキープのお酒持ってきて。」
「おう。」
俺は裏へと向かった。
ちなが酒の整理をしていた。
「ちな、今来てる常連さんのキープある?」
「ちょっと待ってよー。」
ちなは一生懸命探していた…。
「なぁ、ちな?昨日俺のこと弥生が好きやでって言ってくれた。」
ちなは動きを止めた。
「あの弥生が!?唯斗くんやったやぁん!!」
そう言うとちなは俺に抱き着いてきた。
「ちな、ホンマありがと。」
ちなは俺から離れて「いえいえ!」と笑顔で答えた。
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