1人が本棚に入れています
本棚に追加
/37ページ
「……弥生?」
「今まで何してたん…?」
「この公園にずっといてた…。」
「…………したんやけん…。」
弥生の声小さくてわからへん。
「えっ?」
「心配したんや゛げん!」
弥生は泣きながら言った。
弥生、俺のことや心配してくれたんや…。
ごめんな…心配させて…。
俺はブランコから立ち弥生を抱きしめた。
二人は朱い月明かりに照らされた。
最初のコメントを投稿しよう!