最終話……

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―数年後、バー ― カラン、カラン。 「いらっしゃい。」 一人の女性が泣きながらカウンターに座った。 「お客さんどうしました?」 「……今日、信じていた男の人に裏切られたんですよ…。本当の愛なんて存在しないのかな…。」 そう言うとその女性はグラス片手に泣いた。 「本当の愛…ありますよ。」 マスターは優しくお客さんに声を掛けた。 「……あるんですかね。」 「お客さん、なら……………。」
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