スピカ

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― 舞洲唯斗 ― 俺実はね、君にも手紙書いてたんやで。 君には大切な人が今いますか? 人を好きになるんはめっちゃいいことやんね。 皆にもわかると思うけどめっちゃ苦しくもあるやんな。 君は好きなタイプに何入れる? 収入とか職業とか 現実味あってええかもしれんよな。 俺はほんまどうしょうもないくらい大好きな人がおる。 それが愛なんやって俺は信じたい… アホちゃんて言うやつもいてるやろうけど、俺にとってはそれが幸せなんやと思う。 もし君が家庭を持ってるんなら子供出来てから愛し合うってこと忘れてない? 人生一生に一回… 死ぬまで恋しようや。 死ぬまで楽しもうや。 もし今君に大切な人がおらんかったら 焦る必要なんてない。 こんなダメ男な俺でも大切な人と手繋げたんやから。 大切な人は突然現れるかもしれへんし、もしかしたら既に出会ってるかもしれん。 一つ一つの出会い大切にしいや。 俺はさ、天国に行ってしまったけどな 君は生きてや。 どんなに辛いことがあっても 本来人間は生きなあかんのや。 俺が言っても説得力ないか。 俺が君に言いたいんはね 君にも大切な人と手繋げるってこと。 家族、つれ、恋人、他にもつながりがあるかぎりね その人たち愛して 恥かいてでもいいから 生きて下さい。 死ぬまで恋してください。 死ぬまで大切な存在を守ってください。 どうか君なりの 【真実の愛】を見つけてください。 200X年12月24日 yuito.a.yayoi
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