第2話

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先生がいなくなったと分かった日から3日がたった。 ♪─♪─♪─ 朝ごはんを食べて、ボーッとしていた私の携帯にメールがきた。 穂香からだった。 美緒、大丈夫? 先生に会いたいと思ってるんじゃない? 会いに行こうよ。 というメールだった。 会いたい… 会いたいよ。 会いたくて涙が溢れる。 私の心はもう決まっていた。 行く。 今日行かなきゃもう二度と先生に会えない気がしたから。 そして私と穂香は、待ち合わせして電車に乗り込んだ。
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