陽の下に……

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王は少しの間を置き 「……死刑だ」 自分の娘を見てハッキリと言った 娘は顔を真っ青にしてその場に崩れ落ちる 「そんな……。私はこの国の王女なのよ……そんなこと出来るはずがないわ……」 娘はそう呟くが それは所詮戯れ言だ 「残念ながら事実だ。この国の王女であれ、罪を犯すことは許されない。さぁ、この罪人を捕らえて牢に入れてくれ」 王が言うと、何処からか兵士が出てきて 娘に魔力封じの手錠が掛けられる
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