残酷な世界

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どれくらいたったかはわかりません。 幾度も朝と夜を繰り返すうちに、私は浜辺に打ち上げられていました。 気がつくと、私はあたらしい主人様に拾われました。 そうして、私はその主人様に歌を聞かせました。 その歌は、私の最初の主人様の歌、次の主人様の歌、そうして海に打ち上げられたところまで、すべてを歌いました。 ですが、それはとても残酷な歌でした。
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