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「護衛?決まってるじゃない」
にこやかに笑う彼女に、俺のスケジュールは無視かとカンナは肩を落とした。
幸い大きな任務や遠征なども入っていないはずだから、エティアの護衛任務に就くことには問題ないだろう。
「あと、エイミーも行けるかしら」
「あいつの小隊も特に大きな予定は無かったから、大丈夫だろう」
カンナは返事を聞いてエティアが嬉しそうに微笑むのを見て、後でエイミーとユウヤにもパルスミンのこと話さなきゃなと頭の片隅で思った。
綾川ユウヤ・エイミー夫妻のことを考えると、あまりパルスミンには連れていきたくないのだが…雇い主の意向とあれば無下にもできない。
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