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触れてしまえば壊れてしまいそうな程繊細で…
美しいから壊したくなる
ゆっくり手を延ばし…
触れる前に気持が揺らぐ…
触れたい…壊したくない…
失いたくないよ…君を…
小さく震える僕に
触れたのは君だった…
小さくて暖かくて…
それでもしっかり僕に触れた
怖がっていたのは僕だけだった…
失う怖さから逃げていたのは…
僕だけだったんだ
頬を伝う雫をゆっくり君の指がなぞり
にこりと微笑む
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