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「でも、変ねぇ。
私が孝さんから写真を見せて貰ったのが一年前よ。
それにアングルが2メートルぐらい離れた場所から撮影されたものだったわ。
あっ、そうだその写真あるよ」
と定期入れから取り出して舞に見せた。
「えぇ!?
そんな馬鹿な?」
舞は自分の眼を疑った。
確かに自分が写っていた。
写真は偽造できるが……。
もしかしたら、また新たな記憶喪失が始まったのかと舞は頭を抱え込んだ。
突然、ドアがバタンと閉められる音がした。
金髪の男が女二人に抱き抱えられて入ってきた。
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