《第2章》時空間の歪み

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「俺、ど、どうしたんだ……何故、小学生……舞と戦っていて、巨大地震で、大木が倒れて来て、とっさに舞を助けようとして……ここは、何処だ」 混濁している意識を、クリアにする為、座禅を組み両手を大きく左右に広げる。 そして、眼前に透明な球体が存在すると思わせるような、両手の揺れる円弧の動き。 両手に沿って気流が生じ、空間がグニャリと歪(ゆが)む。
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