《第2章》時空間の歪み

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透明な球体が、まるで存在するように回転をはじめた。 それにつれて、健の周りが蒼白(あおじろ)く発光する。 健の身体が気流の渦(うず)に巻き込まれるように、地面から少し浮いて、ゆっくり回転しだす。 5分ぐらい経過してから、健は左右の手の動きを停止した。
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