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金縛りがとけても暫くは声が出なく力も入らない。
数分でしょうが長く感じました。
落ち着かないと!
でも、ひとりではいることが出来ずに手元の携帯で母にコールしました。
(父は信じない人だから呼ばない(°Д°)コラッ!
そしてヘタレな自分が嫌だ)
主人は喧嘩をして子供部屋で寝ていました。
二回コールしても出ない。
三回目で繋がり部屋に来てもらいました。
ただ事ではないと母は思ったそうです。
(のちに言ってました。)
ゆっくり一部始終話しました。
すると母は複雑な表情で私を見つめて
「あんた、死人みたいな顔してる。隠さずに話して。
まだ隠してることあるでしょう?
とにかく朝一番に無理を言ってでも御世話になっている方(Aさん)のところに行こう。」
京都でのこと、京都から帰ってきて今まであったことを話すと、やはり心配されましたし怒られました。
当然ですよね。
皆、仕事があるので当日欠勤で迷惑をかけたくなくて、私のみ当日欠勤して皆を見送った後でAさんに連絡をすると
Aさん「運転に気を付けて来て。
運転が無理なら乗せてきてもらって。
本当に申し訳ないけど、こちらも順番待ちの人がいるし、職業柄、貴方だけ特別扱いとか自宅に行けない。
声を聞いてたら危険な状態にあるのは解るから約束の時間に間に合うように気を付けて来て。
準備して待ってますから。」
慣れた道とはいえ、霊障がある運転は辛い。
左半身が痛くて
我慢出来る?ちゃんと着く?
気は張っていても
痛いものは痛い!!怖い!!
なんとか無事に到着しました。
Aさんに着いたと連絡を入れ少し待ちました。
立つことが厳しくなり、しゃがんで顔を伏せていました。
Aさん「大丈夫?部屋まで歩けるかな…
指定した場所近くにいてくれてよかったのに。」
しゃがみこむと他の方の邪魔になるかもしれないと場所を少し変えて待ってたんです。
来てくれた。よかった…
顔を上げると
Aさん「貴方だとは顔を見なくても気配で、すぐに見つけたけど今回のは辛いよね。
はっきり言うけど消えかかっている様にも見えるし、白い靄に包まれている様にも見える。
話す前に少し休みましょう。
楽になるからね。」
支えてもらい部屋に入りました。
部屋を締め切り、香を焚き、お経を唱えながら背中をさすってもらいました。
身体が先程より楽になりました。
ここからが体力勝負になるのにボケっとしてました。
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