後日談

5/6
前へ
/490ページ
次へ
この三つが温かく(熱い程)手で包み込んだ瞬間、今までのことがなかったかの様な安心感。 手から全身が少しずつポカポカしてくるんです。 身体も元に戻ってる! なにこれ!!!ただビックリです。 Aさん「今日みたいな危険は、その三つを大切にして使い方を守っていれば大丈夫。 何か相談があれば、また連絡して下さい。 最後に一言。 このような力がある人は、からかわれたり、白い目で見られることが多い。 忌み嫌われる。 だから絶対に周囲には話さないことを約束して。 幼い頃に経験してるよね。 それから力は使わないでもらえると貴方も御家族も困らずにいられるから。 これだけ話せば理解してくれてるよね。 それじゃあ気を付けて帰って下さい。」 挨拶をして夕焼けのなか帰宅。 夕食を済ませてから母に報告。 すると母が気になることがあるらしく携帯を出してきて 母「あんた、三回コールした言ってたな。 着信履歴見ても四時前しかない。 嘘だと思うなら見てよ。 私が着信履歴消さないの知ってるよなぁ。」 はぁ………確かに消しません。 消すの邪魔くさい人だから。 私も、あまり消さない。 機種変してからは消すようになったけど。 互いの発着信履歴を確認することになりました。 私「えっ…本当に履歴が。 ちょっと待って。 私の履歴見るから。」 私の発信履歴 母02:36 母03:26 母03:45 母03:46 母03:46 母03:47
/490ページ

最初のコメントを投稿しよう!

186人が本棚に入れています
本棚に追加