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ラクーンシティー・R.E.D.にて、室内に電話のベルが鳴り響く。それに気付いた一人の警察官が電話を取る。
「はいはい。こちらR.E.D.です。どうかなされましたか?」
『大変だ!人が襲われてる!助けてくれ!化け物が!化け物が来るぅ!』
「悪戯はよして下さい。ココは警察署ですよ?.......、先ず落ち着いて話して下さい」
警察官が大声で電話を掛けてきた男性にそう言いう。が、男性は声を荒くし始めた。
『悪戯じゃないんだ!本当なんだ!信じて来れ!お願いだ!うわぁ!化け物共が店の硝子を割って入ってきやがった!早く助けに来てくれ!』
室内で聞いていた黒人が電話をしている警察官の方に声をかける。
「おい?どうした、ランディー?また悪戯か?」
「そう見たいだ。良い大人が子供見たいな悪戯してきたんだ。『化け物』とか抜かしやがるんだぜ?
頭にウジ虫湧いてんじゃねーのかって」
この男の名はランディー・ブルース。R.E.D.に所属している。
銃の腕前はそこそこ良いが調子を乗り出すと大惨敗を巻き起こす危ない性格をしている。だか、人見る目はめっちゃ良い奴だ。特に毒舌を暴露する事が多い。
ランディーと言った黒人男性の男の名はアルフ・ブレッド・ジョージ。ランディーとは幼馴染でR.E.D.では先輩である。小さい頃はランディーと一緒に悪戯をしていた、周囲からは悪魔の子とか地獄の虎とも言われていた経歴を持つ。
「ははは。そいつ超馬鹿な奴だな!腹が、腹がいてぇー」
アルフが、笑っていると扉をキツく開ける人物がR.E.D.署に入ってくる。その音に吃驚したその場にいた数人がそちらを見る。
「お前ら!何をしている!街に早く行け!化け物が暴れているぞ!
」
「え?マジてすか!ブライアン署長!」
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