マチルダ

1/2
前へ
/18ページ
次へ

マチルダ

小柄で貧弱な身体のマチルダは体力がなく見るからに弱々しかった。 それが思春期になった彼女に禍をもたらす。 力も魅力も取り柄もないダサい男子にとっては年頃のマチルダは都合が良い存在になる。 非力で抵抗の出来ないマチルダは多くの男共に良いようにヤられ放題、乗り逃げされていた。 何の値打ちもない落ちこぼれの男共の標的となり慰みものになってしまうマチルダ。 ただでさえ弱体な彼女の身体は乱暴に玩ばれる度に傷つき痛んだ。 性の捌け口として遊ばれ乱暴されるばかりの毎日。 自分勝手で無責任な男達に代わる代わる翻弄され続けるのだ。 彼女にとって将来的に何のメリットもない不幸な日々が続く。 マチルダの下半身は度重なる暴力で傷つき膿んでいった。 とうとう彼女は正面(マトモ)に歩行でなくなり碌に食事もできなくなる。 そして遂には疾病を患ってしまう。 ボロボロの肉体となり女性としての魅力が消失したマチルダ。 もはや周囲の落ちこぼれ男子も病気持ちの女は怖いらしく彼女から遠ざかっていった。
/18ページ

最初のコメントを投稿しよう!

35人が本棚に入れています
本棚に追加