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この星エノクに来て早くも3時間、 未だにここの住人はおろか、天人にも会っていない 阿「しっかし何もねぇところだなここは、元老は何を調査しろってんだよ」 そろそろ帰ろう、と呼びかけようにも先程までいた団長がいない 阿「団長~何してんだよ」 うずくまって何かを見ている問題の団長 ?「ねぇ阿伏兎、これなんだと思う?」 言われた方に顔を向ける 阿「いや、これあれだな、棺桶だな。何やってんだよ団長~、っておい開けるなって」 阿伏兎を無視して開ける 棺桶の中には人 血色が悪くピクリとも動かない人 阿「おいおい団長、これ開けたらやばいんじゃないの」 ?「これ、生きてるみたいだよ」 ………ドスッ あれ、今ドスッって聞こえたよね 阿「何殴ってんのあんた、おいおいやばいってこれ。さっさと帰りますよ団長」 ?「あり?命中したのになァ 反応がないネ。やっぱり死んでる?」 飽きたのか帰ろうとする2人 「 ---------か」 ?「え?」 「私を起こしたのは貴方か?」 ?「............……」ドスッ 阿「団長、いきなり殴るのはどうかと…」 「何をするのですか?貴方が私を目覚めさせたのですか?」 ……おいおい、団長のパンチを受けて普通に
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